研究室の様子
実験室
学生の皆さんは膜タンパク質グループ、RNAグループ、疾患グループのいずれかに配属されます。各人に実験ベンチが与えられ、助教の先生や上級生の指導の下、研究を行います。
デスク ↑
実験室の一画にはデスクもあります。ここでは実験データを分析、ネットで参考文献を調べ、論文にまとめていきます。
泳動区画 ↑
実験室の一角には電気泳動を行う区画があり、SDS-PAGEやウエスタンブロッティング、アガロースゲル電気泳動等の器具が並んでいます。
菌体培養室 ↑
実験室の隣にある、大腸菌や酵母を扱うための部屋です。オートクレーブ、培養インキュベーターなどの機器が設置されています。
低温室 ↑
低温庫としてだけでなく、タンパク質の粗精製などにも使用します。
HPLC ↑
タンパク質精製に用いるHPLCです。
DNAシーケンサー ↑
地下機器室の一角には遺伝子配列を解析するDNAシーケンサーがあります。
結晶化室 ↑
地下機器室の一角にある結晶化室です。精製タンパク質の結晶化を行ったり、顕微鏡を用いて結晶の観察を行います。
自動結晶化装置 ↑
結晶化室には、微量の精製蛋白質でも結晶化スクリーニングが可能な自動分注装置が並んでいます。
X線発生装置 ↑
地下機器室中央に位置するX線発生装置です。X線回折実験を行います。
計算機室 ↑
コンピューターを用いて結晶から得られたX線回折データを解析し、 タンパク質の結晶構造を決定します。 さらに,当研究室では,分子動力学シミュレーションなどを行うために InfiniBandで接続された80CPUのPCクラスターを有しています。 これで中規模程度の計算なら手軽に行うことができますが、 さらに大規模な計算はスパコンを用いて行っています。
RNA区画 ↑
地下機器室に位置する区画です。tRNAをはじめとする非翻訳RNAの大量調製を行い、タンパク質とRNAの複合体の構造・機能解析を目指します。
細胞培養室 ↑
地下機器室の一番奥にある、昆虫細胞や哺乳類細胞を用いるための部屋です。高等真核生物に由来する様々な高難度ターゲット蛋白質の発現に成功しています。
スタッフ室 ↑
研究室スタッフと博士課程学生のデスクがあります。各自の研究テーマに関して、日々活発な議論が交わされています。
教授室 ↑
学生談話室の隣にあり、濡木教授がお仕事をされています。 研究生活で何か困ったことがあれば気軽に相談に乗ってもらえます。